ベビー用品の無駄が多すぎて後悔している猫野きなこです。
妊娠中によく目にする出産準備リストってありますよね。そのリストを参考にいろんなベビーグッズを購入しましたが、いざ生まれてみると『ほとんど使わなかったもの』って意外に多いなと感じました。
でも初めての出産ですし、「赤ちゃんにもうすぐ会える!」というマタニティハイな気分でお店に行くのでたくさん買ってしまうんですよね。今なら必要最低限で節約できるのですが時すでに遅しです。
今回はベビー用品をこれから揃える人のために、私が無駄になって後悔している『買わなくてよかったベビー用品』と、代用で節約する方法についてまとめました。
買わなくてよかったベビー用品と代用方法


出産準備のベビー用品は私の両親が出産祝いでまとめて購入してくれました(まだ出産前でしたが)。
ベビー用品なら何でも揃うという大型店で両親と私達夫婦が待ち合わせをして入店すると、「鴨が来た」とばかりにベテランの店員さん(顎が長い)がピッタリとついて来ました。案内されるまま次々と品物を決めていき、冷静な判断ができない状態で高価なベビー用品を大量に購入してしまいました。
それでは、私が買わなくてよかったベビー用品ベスト5を紹介します。いまならこうするのに!という代用方法も考えたので、よかったら参考にしてください。
5位:授乳服・授乳ブラ・授乳パジャマ
出産間近になると病院で『入院準備に必要な持ち物リスト』を渡されました。そのリストに授乳ブラと授乳パジャマが書いてあったので、2~3枚ずつ買ったのですが無駄でした。
授乳服も買ってみましたが、胸が小さいと位置が微妙にずれているだけで授乳しずらかったりして使わなくなりました。それに授乳服はデザインも限られていて、おしゃれなものが少なかったです。
授乳服は胸の部分がファスナーやボタンで閉じられるようになっているので一見便利そうだったのですが、授乳する時に赤ちゃんの顔に当たって痛そうでした。
結局、授乳服を下からまくりあげて授乳していたので、これなら普通の服でよかったなと後悔しています。授乳ケープが1枚あれば授乳服は必要ありませんでした。
代用するなら、授乳ブラは少し大きめのタンクトップブラで大丈夫ですし、授乳服や授乳パジャマも赤ちゃんが顔をくっつけて不快に感じない素材であれば普通の服で十分です。
4位:新生児のベビー服(サイズ50~70)
新生児のベビー服を選ぶのって楽しいですよね。私もマタニティハイでたくさん買ってしまいました。
しかし、サイズが50~70のベビー服はあっという間にサイズアウトしてしまい、着れなくなってしまいます。
おしゃれな新生児の服って小さい割に高いですよね。赤ちゃんはミルクをしょっちゅう吐き戻すので、襟元がすぐに黄ばんで悲しいことになってしまいます。新生児から生後半年のうちはあまりおでかけもできないので、安いベビー服で十分でした。
兄からお古のベビー服を譲ってもらったので少しは節約できたと思いますが、新生児のうちはあまり服にお金をかけなくてもよかったと思います。
3位:ベビー用湯温度計
出産準備リストに赤ちゃんのお風呂にはベビー用湯温度計がセットで必要と書いてあったので、何も考えずに購入しましたが全然使ってません。
なぜなら我が家の給湯器は湯温設定ができるからです。
ベビーバスに入れたお湯が冷めてきた時に必要かなとも思ったのですが、冷める前に洗い終えてしまうことがほとんどです。冷めてしまったとしても温かいシャワーを体に直接かけたら湯温も自然と温まるので不要でした。
そもそも自分の手をお湯に入れたら適温はわかるので湯温度計を見ることすらなくなり、最終的には湯船に浮かんでるのが邪魔に感じて、お風呂の棚に置いたままオブジェ化しました。
ベビー用湯温度計はお湯と水を自分で調整するタイプの給湯器を使用している人ならあってもいいかなと思います。
2位:電動ハイローベッドチェアー
ハイローベッドチェアは生後1ヶ月~2ヶ月の頃は毎日のように使っていましたが、赤ちゃんが動けるようになると嫌がって、あっという間に役目を終えました。
電動でゆらゆら揺れたり音楽がなったりする機能もありましたがあまり気に入ってもらえず、ほとんど使用しなかったため高価な電動じゃなくてもよかったです。
私の家では当時体格のいいおデブな猫が1匹と、寝ているとくっついてくる猫の合計2匹がいたので、猫が赤ちゃんの上に乗って窒息してしまう事故の危険がありました。なので、ハイローベッドチェアー全体をすっぽりとネットで包むことができる最新の機種を選びましたがめちゃくちゃ高かったです。(7万円しました)
他のもので代用するなら、場所は取りますがベビー布団と虫よけネットで十分だったかなと思います。
1位:ベビーベッドと高いベビー布団

ベビーベッドはお店の人にペットの毛やほこりが舞い上がるといけないからと高さのあるものを勧められました。ベッドだけではなくマットレスも必要で、以下の布団類も一緒に揃える必要があると言われました。
【ベビーベッドに必要なもの一式】
- 敷布団
- 掛け布団
- ベビー枕
- シーツ
- 掛け布団カバー
- 枕カバー
- 毛布
- 防水シーツ
- 汗取りパッド
言われるまま手に取りましたが、小さな布団セットで値引き後の価格が3万円もしました。「これちょっと高すぎないかな?」と不安になってきたので安い1万円以下のものに交換しようとしたら、店員さんが「お子様の健やかな眠りのためには良い布団を選ばれたほうがいいですよ」と言いながらブロックしてきたので戻せませんでした。
そして、なぜかその意見に同調したうちの母親が「お父さんの祝い金があるから何でも自由に選んでいい!」とお金が入った封筒をかかげたので、その意見に甘える形でそのまま購入してしまいました。
しかし、健やかな眠りをする予定だったベビーベッドでは一切寝てくれません。ベビーベッドに寝かせると赤ちゃんが泣いてしまうのです。
添い寝は乳児突然死症候群(SIDS)の原因になると言われていることは知っていたので、絶対にベッドで寝かせなければと思っていました。しかし赤ちゃんは引きつけを起こすほど泣き続けるので根負けして添い寝する日々が続き、もう添い寝じゃないと寝てくれません。
SIDS対策として、ベビーセンサーを赤ちゃんのお腹に付けることにしました。呼吸に異常があるとアラームで知らせてくれるので、不眠気味だった私も安心して眠れるようになりました。
現在、ベビーベッドとマットレスはすごく場所を取るオムツ置き場になっています。3万円のベビー布団は里帰りした時に1ヶ月くらい必要でしたが、安いもので十分でした。今は猫がその布団の上で健やかに寝ています。
高いベビー用品はレンタルを利用
ベビー用品を節約するなら、短期間しかつかわないものはレンタルを利用するのが賢いと思います。今なら電動ハイローベッドチェアーとベビーベッドは絶対レンタルにします。
レンタルでも「これは買ったほうが得だな」と思うものが、高価な価格で貸し出されているので必要なものでも売値はチェックしたほうがいいです。
例えばベビーベッドで傘のように広げるワンタッチ蚊帳は2,000円~3,000円で購入できますが、レンタル価格は1ヶ月で5,000円くらいしていました。レンタルだから安いだろうという思い込みは危険ですね。
ベビーカーやチャイルドシートのように毎日長く使うものは、レンタルよりも購入したほうが安いと感じました。
出産準備は必要最低限で節約する

出産準備はお店以外でも通販でたくさん買いました。何にいくら使ったのか、恐ろしくて計算したくありません。マタニティハイは怖いですね。
しかもこの記事を書くためにお店で買った手書きの明細書を母に借りて見せてもらったのですが、値引きして30,000円だったはずの布団が値引き前の59,000円で計算されていました…。ということは、今猫はベッドやマットレスなど合わせて合計で11万円の布団で寝ていることになります。明細はちゃんとチェックしないとダメですね…。
生まれたら必要なものがたくさん出てくるので、おすすめのベビー用品などはよく下調べしておくことをおすすめします。
出産準備は不安な気持ちもあるので必要以上に準備したくなりますが、足りないものは買い足せば大丈夫なので必要最低限にして節約しましょう。
不要になったベビー用品はヤフオクやメルカリなどのフリマサイトで売ってしまう方法もあります。中古のベビー用品をフリマサイトで購入したり、中古家具屋を利用するのも節約になりますね。中古になると一気に値段が下がるので、使用済みでも気にならない人はかなり出費を抑えることができます。
中古で購入した方がレンタルよりも安い場合があるので、高額な商品はレンタルと中古と新品の値段をよく比較して選ぶと無駄がないと思います。
これから出産する人がベビー用品で後悔しないための参考に少しでもなれたら嬉しいです。
プロフィール
猫野きなこ
猫と暮らしながら趣味でお絵かきしてるライターです。ブログでは過去の体験談を漫画に描いたり、ダイエットレシピを公開しています。
ブログ:きなこ猫のスッキリ生活
きなこ猫の不妊活ブログ
Twitter:@kinako22neko