中高生の子育てはお金がかかる! 学費以外の見えにくい4つの費用

子育てにいくらお金がかかるかご存知ですか?

幼稚園から大学までの教育資金はオール公立で1,000万円、オール私立では2,500万円ともいわれています。しかし子どもひとりを育て上げるには教育以外の費用もかかるため、経済的な不安を抱えている親御さんも少なくないでしょう。とくに、学費以外にかかる費用は一般的な基準がないので、予定外の出費に振り回されて、貯金計画が崩れてしまうこともあります。そうならないためにも、できることなら“見えにくい子育て費用”も知っておきたいですよね。

そこで、現在高校3年生と専門学校1年生の年子の母親でもある筆者、フリーライターの千葉こころが、実体験で感じた“見えにくい子育て費用”についてお話させていただこうと思います。

中高生で出費が大きくなった項目とは?

子供たちの教育期間が残すところ数年となった筆者がいま振り返ると、“見えにくい子育て費用”がもっともかかるのは中学・高校生時代だと感じます。いくらかかるのかは家庭によってまちまちかと思いますが、どんな項目で大きな出費があったのかを、我が家の子育てを例にご紹介しますね。

食費

中学・高校時代は、体の成長も著しい時期。食べる量が増えることで、食費もグンッと跳ね上がります。我が家は子どもふたりともが運動部に属していることもあって、毎日お腹ペコペコで帰宅します。なので、まずはパンやシリアルなどのおやつをパクリ。その直後に夕飯もしっかり食べます。しかも1人前では到底足りないので、家族4人にもかかわらず、白米は毎日5合を炊き、餃子なら100個以上、唐揚げなら1.5キロほどを用意。このほか副菜や汁物などもあるため、「ウチは大衆食堂か!?」と思うくらいの量を作り続ける日々なのです。

さらに、我が子が通っていた中学校は給食がなかったため、中学高校の6年間、コンビニ弁当で例えるなら2人前以上の量を詰め込んだお弁当も作らねばならず……。3食とおやつ代だけなのに、とにかく安いスーパーで特売品などを見繕って節約しても、食費はそれなりにかかってしまうことに。ひと月でみれば1~2万円ほどのアップですが、毎月の積み重ねはじわじわ家計に響きました。

部活動にかかる費用

我が家のふたりは中高通して運動部に所属しており、そこで発生する費用も見過ごせません。例えば、練習着やシューズといった消耗品。1着、1足がそれなりのお値段がするのですが、摩耗に重ね、特に中学生時代は成長に伴う買い替えも必要となり、結構なペースで購入しなければなりませんでした。

また、遠征などにかかる交通費も、積み重なると大きな金額になります。そのほか、学校名の入ったおそろいのウィンドブレーカーやリュックなどの購入費、公式大会の登録料、ケガによる医療費など、細々した出費が続きます。なお、我が子たちは部活に没頭する毎日で、私服代や交際費がほとんどかかりませんでしたが、部活動に参加していない友人のお子様はそのあたりの出費がかさんだとのこと。おしゃれに目覚めたり、行動範囲が広がったりする年代だけに、アフタースクールにある程度の出費は免れないようです。

塾や習い事、検定料などの費用

高校受験や大学受験に向けて、塾に通うお子様も少なくない時代。行くか行かぬか、何年通うかはご家庭によると思いますが、我が家は中学3年生のときだけ、本人たちの希望で塾に通っていました。キャンペーンや兄弟割引を利用することで正規料金より抑えることができたとしても、毎月の月謝はひとり2~3万円。さらに、夏休みや受験シーズン直前には“対策”を盛り込んだ特別授業が組まれたりして、別途教材費と受講料が必要になり、一瞬で数10万円が飛んでいく……なんてこともありました。

高校生になってからは塾に通っていませんが、下の子が将来の夢に必要な習い事に通ったり、資格検定を受けたりしているため、やはりそれなりの出費は続いています。ちなみに、お子様が一流大学を目指す友人は「1年間の塾代が、私立大学の学費1年分くらい」と言っていたので、お子様の目標次第では、塾代だけでもまとまった金額を覚悟しておいた方がいいかもしれません。

受験料と進学に伴う学費

主に大学受験の話になりますが、私立大学を受験する場合は、1校につき2~3万円ほどの受験料が必要です。もし5校受けたら、受験料だけで10万円越えです。我が家の上の子は、幼いころからの夢を貫き、必要な資格が取れる専門学校への進学を決めたので、受験料は1校分で済みましたが、合格が決まるとすぐに、入学金、教材費、半期分の授業料として、100万円を優に超える請求が……。大学進学でも同様なので、お子様が進学を希望されているご家庭では、高校3年生になるまでに、受験料と入学時に必要な金額を用立てておいたほうが安心です。

なお、高校の受験や入学時は私立大学ほど高額ではありませんが、制服代などが必要になるので、やはりそこそこの金額は用意しておいた方がいいでしょう。また、電車で通学となる場合は、定期の更新月の家計にゆとりを持たせておくことも必須です。

中高生でアップする費用はほかにも

今回ご紹介した4つのほかにも、家族で出かけたときの旅費や宿泊費、テーマパークなどのチケット代から散髪代まで、年代別の料金設定があるものがすべて中高生料金や大人料金になるとか、お小遣いやお年玉の額がアップするとか、日常の中にも小さな出費がたくさん潜んでいます。昔から「お金を貯められるのは小学生まで」とよく言いますが、正にその通り。“そのとき”を迎えて大変な思いをしないためにも、お子様の人数や年齢差を考慮しながら、早いうちから教育資金プラスアルファの蓄えをはじめておくことをおすすめします。


プロフィール

千葉 こころ

自由とビールとMr.childrenをこよなく愛するフリーライター。旺盛な好奇心の向くままに、グルメ、子育て、ライフスタイル、医療・美容、著名人インタビューなどジャンルフリーに滑走中。
 

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Twitter:千葉こころ