犬を飼うために必要な世話って?お金はいくら必要?

保護犬&拾い猫と一緒に暮らしています、犬飼つなです。「動物を飼う」というのは、家族がひとり増えるようなものです。特に「犬」は寿命も長く、散歩を始めとしたいろいろな世話を必要とします。犬の寿命は約15年、長くて20年ほどです。そんな長い暮らしの中で、どうしても付いて回るのがお金のこと。

「犬と一緒に暮らしてみたい!」という方の参考になるよう、犬をどのように飼うべきか(室内なのか外なのか)、飼った場合にどのような世話やお金が必要になるのか解説します。

犬は室内飼い?外飼い?

結論から言うと、どんな犬種・サイズであっても室内飼いがおすすめです。理由は4つあります。

 

犬の逃走防止

首輪をつけて繋いでいても、雷などに怯えた犬が驚くような力を発揮して、鎖を引きちぎったり留め具を破壊したりして逃走することがあります。また、気付かないうちに痩せて首輪が緩んでしまうことも。逃走して迷子になったり、通りがかりの人を噛んだりしてしまったら大惨事です。
 

心無い人によるイタズラ防止

悲しいことに、世の中には人の家の犬にイタズラする人間がいます。わざと逃がしたり、毒餌を与えたり、石を投げつけたり……。もし、柵の隙間からイタズラしてきた人に愛犬が反撃してしまい、手に噛み付いて怪我をさせてしまったらもう泥沼です。面倒なトラブルに巻き込まれないためにも、室内飼いの方が安心です。
 

健康チェックがしやすい

愛犬の健康を守るためには、毎日のチェックが欠かせません。トイレは正常か、ごはんや水の摂取量に異常はないか、普段よりもぐったりしていないか等は、長く一緒にいられる室内飼いの方が判断しやすくなります。
 

一緒に旅行に行ける

これはおまけですが、ペットと泊まれる宿が増えてきており、愛犬を旅行に連れていきやすくなりました。ただし、犬と宿泊するうえで「室内飼いであること」という条件があるホテルが大変多いです。一緒に旅行に行きたいなら、必ず室内飼いにしましょう。

以上の理由から、犬は室内飼いの方がおすすめです。なによりも愛くるしい姿を常に見ていられるので、幸せも倍増ですよ。

 

犬と暮らすために必要な世話とかかるお金

犬には毎日必要な世話のほかに、毎年決まった時期に必要なことや、一生に一度やっておくべきことがあります。各世話の概要や、かかるお金を説明します。

毎日するべきことは5つ

 

1. 散歩

基本的に犬は散歩が大好きです。悪天候のとき以外は毎日、愛犬の年齢や体格、犬種に合わせた散歩が必要です。小型犬なら1日1〜2回、各15分〜30分程度で大丈夫です。ただし、テリアなどの運動量豊富な犬種の場合は、もう少し長く散歩に行く必要があります。中型犬〜大型犬なら1日2〜3回、各30分以上は必要です。

飼い主さんによっては2時間以上行く人もいます。このあたりの時間の調整については、獣医さんに相談するのもおすすめです。

  • かかるお金

散歩に必要なリード・首輪(またはハーネス)を揃える必要があります。それぞれ1,000円〜3,000円程度で買えます。サイズや耐久性、機能性を求めると5,000円以上することもあるので、お店で実物を見て愛犬に合うものを選びましょう。

▼我が家ではこれを使っています

ちなみに消耗品なので、ボロボロになってきたら買い換えましょう。その他、トイレ処理用のビニール袋も必要です。普通の1枚1円程度のビニール袋でもよいですが、おすすめは「臭わないトイレ処理専用の袋」。1枚数10円しますが、本当に臭いが漏れません。いろんなメーカーから発売されていますよ。また、長時間お散歩するなら、シリコン製の水飲み用折りたたみ器(800円程度)もおすすめです。公園などで簡単に水を飲ませてあげることができます。

▼臭わないうんち袋はクリロン化成から発売臭わないうんち袋

▼折りたためる器は持ち歩きに便利折りたためる水飲み

 

2. トイレの世話

賃貸マンション等で庭がなければ、室内でトイレをさせる必要があります。歳を取って外にあまり出られなくなったときには、室内でトイレできると犬も飼い主も負担が減ります。何かあったときのために、家の外でも中でもトイレできるのが理想です(もちろん、かたくなに外派のわんちゃんもいるので、尊重してあげるのも大事です)。

  • かかるお金

トイレシーツは必須です。子犬の頃は散歩にも行けず頻尿なのでバンバン消費します。成犬になるとトイレ頻度も減り、散歩中にトイレすることもあるので、シートの消費量は減ります(我が家では1日3枚程度)。値段は1枚5円〜20円程度です。サイズや厚さ(吸水力)、消臭効果で値段が変わります。愛犬のサイズや生活スタイル(留守番が長いかどうか)等と照らし合わせて、適切なものを選びましょう。

ペットシーツのサイズは全部で4種類

他にも、密閉性の高いゴミ箱があるとゴミ出しの日まで安心です。ペット用もありますが、赤ちゃんのオムツ用もおすすめです。これは2,000円程度で購入できます。トイレマット(シーツの下に敷くもの)はあってもなくても大丈夫です。

▼このゴミ箱、本当に臭いが漏れなくておすすめです
臭わないゴミ箱

 

3. ごはん、水やり、おやつ

幼犬時や老犬時には1日3〜4回、成犬時には1日2〜3回ごはんを与える必要があります。水も新鮮なものを飲めるよう、1日最低でも1回程度は交換してあげましょう。おやつは太らないよう気をつけながら、何かのご褒美に少しだけあげるのがよいでしょう。

  • かかるお金

ごはんや水の器は何でもよく、人間用の安いお皿を買うのもアリです。しかし、お皿の位置が高くなるよう台付きのものにすると首への負担が軽くなるので、そちらの方がおすすめです。1,500円程度から購入できます。

▼少しお皿の位置が高くしてあげるのがおすすめ

ドッグフードはいろんな種類がピンキリの値段で販売されています。1kg500円以下の安いフードもあれば、1kg5,000円もする高級フードもあります。愛犬が1日に必要とする量を考えお財布事情と相談しながら、健康によいものを選びましょう。

 

4. グルーミング

グルーミングとは、ブラッシングなど体の手入れの総称です。犬種によっては念入りなブラッシングや定期的なトリミングが必要です。また、トリミングが不要な犬種でも、体を拭くか、時々はシャンプーしなければ獣臭くなってしまうので注意が必要です。
さらに、毎日の歯磨きも推奨されていますし、様子をみて時々は耳掃除や爪切りも必要です。
これらの手入れをサボると病気になってしまうことがあるので、愛情をもって毎日お世話することが大切です。

  • かかるお金

ブラシや爪切りなどは1,000円程度で購入できます。歯磨きは、専用のアイテムもありますが人間用のコットンを指に巻きつけてもOKです。

シャンプーは500円程度からありますが、あまりにも安いものだとフケが出たり痒がったりすることがあるので、愛犬に合うものを選びましょう。さっと拭くだけで済む使い捨てのボディータオルもおすすめです。

また、トリミングが必要な犬種の場合、1〜2ヶ月に1回トリミングサロンへ連れて行くことになります。1回あたり3,000円〜8,000円くらいなので、人間の美容院よりお金がかかることが多いようです。

 

5. 遊んであげる

犬はボール遊びやロープおもちゃの引っ張り合いなどを好む子が多いです。散歩だけでなく、部屋の中やお庭でも、ボールやおもちゃで遊んであげるとストレス発散になります。また、かじる系のおもちゃを与えると喜んでかじってくれます。ほかにも追いかけっこやかくれんぼが好きな子もいます。その子の性格にあわせて、喜んでもらえる遊び方をしてあげましょう。

  • かかるお金

おもちゃは完全に消耗品です。値段が高くても一瞬で壊れることもありますし、逆に安いのに長持ちするものもあります。音が鳴るボールはある程度値段が高い方が長持ちします。かじるロープや木などは材質やサイズで値段が変わるので、愛犬にあった物を選びましょう。

犬種問わず、おもちゃ代は1ヶ月に500円程度という人もいれば、3,000円くらい買ってしまうという人もいるので、そのあたりはお財布事情や愛犬の様子で決めて大丈夫です。

 

毎年するべきこと

毎日必要な世話のほか、毎年決まった時期に必要な世話もあります。

 

1. ワクチンの接種

犬は毎年1回、狂犬病の予防接種を受けることが法律で義務付けられています。保健所から通知が来るので、公園などで開催される集団接種を受けるか、一部の動物病院で受けてください。また、義務ではありませんが混合ワクチンの接種も必要です。ワクチンで命の危険にかかわる病気を防ぐことができます。子犬の頃、散歩デビューの前に2〜3回、成犬になってからは1年〜2年に1回程度の接種になります(接種頻度は獣医さんによって方針が異なります)。

  • かかるお金

狂犬病の予防接種は約3,000円、混合ワクチンは何種混合かによって値段は変わりますが、だいたい6,000円〜8,000円程度です。

 

2. フィラリア予防薬の投与

「フィラリア症」という、蚊が媒介するとても怖い病気があります。フィラリアが寄生した蚊に犬が吸血されたとき、何の対策もしていないとフィラリア症に感染し、やがて心臓や肺の血管がボロボロになり、命にかかわります。これを防ぐため、初夏から秋の終わり頃(蚊のいる時期)に毎月1回、予防薬を飲ませる必要があります。投与前には血液検査が必要なので、春には必ず獣医さんに相談しましょう。

  • かかるお金

その年の最初の投与前に、まとめてお薬をもらうことが多いです。犬の体重で値段が変わります。中型犬で5,000円〜7,000円くらいです。

 

3. ノミダニ予防薬の投与

ノミダニの活動が活発な時期には、散歩等で外を出歩く機会の多い犬はノミダニを拾いやすいです。薬でしっかり予防しましょう。

  • かかるお金

ドラッグストアにも売っていますが、病院で販売されている薬がおすすめです。飲むタイプやスポットタイプ(首筋〜背中につけるタイプ)があり、1個1,500円〜2,000円ほどです。

 

一生に一度すべきこと

犬を迎えたら一生に一度だけしなければならない手続きや、したほうがよいことがあります。
 

1. 飼い犬の登録

犬を迎えたら、「飼い犬としての登録」を行う必要があります。保健所で書類を記入し、登録料を支払うだけです。完了すると鑑札札等がもらえます。これにより、毎年狂犬病の案内が送られて来るようになります。さらに万が一犬が迷子になったときに鑑札札を首輪につけていれば、飼い主のところに連絡がくるようになります。これは法律で定められた義務なので、うっかり忘れないよう、必ず行いましょう。

  • かかるお金

登録手数料として3,000円かかります。

 

2. 避妊去勢手術

これは義務ではありませんし、人それぞれ考え方があるので「必ずやるべき」とは言えません。ただ、発情期の前に早い段階で手術しておくと、高確率で生殖器系の病気予防になることがわかっています。また、犬自身の発情期のストレスを軽減したり、性格がおだやかになる場合があったりと、他にもメリットがあります。もちろん、全身麻酔によるリスクや太りやすくなるというデメリットもあります。よく考えて獣医さんとも相談し、手術するかしないか決めましょう。手術するなら子犬のうちが病気予防に効果的なので、早めの決断がおすすめです。

  • かかるお金

去勢手術なら15,000円程度から、避妊手術なら20,000円程度からの金額となります。犬種や手術内容などによっては、追加でお金がかかることもあります。なお、市町村によっては補助金が出ることがあるので、手術すると決めたら一度居住地域のwebサイトなどで調べてみるとよいでしょう。

 

3. マイクロチップの埋め込み

マイクロチップとは、犬の体内に挿入する飼い主情報を記録したチップです。万が一迷子になって保護されたとき、病院や保健所で専用機械を使って読み取ると飼い主情報を調べることができます。小さく無害で、注射器で挿入するので手術も不要です。迷子になったときに痩せて首輪が抜けてしまうと、飼い主の元に戻すのが難しくなりますが、マイクロチップなら体内からなくなることはないので、その点安心です。避妊手術時の麻酔がかかっているときに挿入すれば、犬への負担も最小限で済みます。

また、なかなか無いとは思いますが、万が一犬が盗まれたとき、発見時に飼い主の証明にもなります。犬は喋れないので、万全の対策をしておくのもアリでしょう。

  • かかるお金

マイクロチップの本体代・挿入代で3,500円〜5,000円程度、それとは別に情報登録料として1,000円ほどかかります。

 

その他、必要に応じてするとよいこと

ここまで、「しなければならないこと・するべきこと」を説明してきましたが、「しておくとよいこと・おすすめなこと」も説明します。

 

・しつけ教室、ドッグスクール

愛犬と飼い主、お互いにとって快適な生活を送るためには、きちんとした躾が欠かせません。本などで勉強して自分で躾けるのもよいですが、うまくできないことも多いです。そんなときに助けてくれるのが、しつけ教室やドッグスクール(犬の訓練所)。犬の躾・訓練のプロが教えてくれるので、上達も早く、上手に躾けることができる可能性が高いです。困ってから通うのもよいですが、困る前に幼犬のうちから通うのもおすすめです。

 

・車に慣らす

必須ではありませんが、車に乗れるように練習しておくと行動範囲が広がって、愛犬との生活がより楽しくなります。動物病院に行くときだけ乗るとなると「車=いやなもの」となってしまい、パニックで酔いやすくなったり、乗ること自体を嫌がったりするようになりがちです。ちょっと遠めの公園まで車で行き、楽しく散歩して、また車で帰ってくるといった練習を重ねると、車でもリラックスできるようになります。ただし、中には車酔いがどうしても克服できないほどひどい子もいるので、様子を見ながら無理はさせないようにしましょう。

 

・旅行やドッグラン

最近では犬と泊まれるホテルが増えてきており、観光地も「犬同伴可(条件付き)」のところがなかなかに多いです。大好きな愛犬をお留守番させるなんてできない、そんなときには一緒に旅行してみましょう。専用の情報雑誌もあり、犬との旅行に必要な情報もまとまっていますよ。また、旅行までいかなくともドッグランへ遊びに行くのもよいでしょう。広い場所を存分に駆け回る愛犬は、散歩のときとはまた違った表情を見せてくれますよ。

 

結局のところ、犬と暮らすにはどれくらいお金がかかるのか?

どんな犬種・サイズかによってかかる金額はかなり幅があります。与える食事やおやつ、様々なグッズも値段はピンキリです。そのため、「1ヶ月あたり〇〇円必要」と正確な金額を断言することは難しいです。参考程度に、我が家の例をのせておきます。

本当にざっくりですが、月あたり25,000円弱です。ごはんやおやつは最上級のものではありませんが、素材にこだわっていて無駄な添加物が入っていない良い品質のものを与えています。「その他備品」は、クッションやカーペットを掃除するコロコロ、壊れた犬用備品の買い替え等です。

もちろんこれ以外に、最初に家に迎えたときに購入した備品もあります。ペットショップやブリーダーから購入する場合は、犬自身の購入費用も加わります。「いくら」とは具体的に断定できませんが、犬との暮らしには「お金がけっこうかかる」と言えます。

 

思わぬ出費が必要になることも!

ここまでは普段の世話で必要なことについて書いてきました。しかし、必要なのはこれだけではありません。犬を飼っていると、普段の世話以外で思わぬ出費が生じることがあります。

 

・家具や家電の買い替え

歯の生え変わりの時期には歯茎がムズムズして、そのストレス解消に家具やコードを齧ってしまいがち。ここで放置してしまうとクセになってしまうので、しっかり躾をしなければなりません。それでも、成犬になって落ちつくまでに椅子やソファ、あらゆるコード類が犠牲になることがあります。それらの買い替えで地味に費用がかさみ、合計すると恐ろしいことに……。

 

・飼い主都合で必要になるシッター代

例えば夫婦で犬を飼っていて、夫が会社勤め、妻が在宅ワーカーとしましょう。普段、日中は妻が犬の面倒を見ることができますが、万が一妻が長期入院した場合、昼に犬の世話をできる人がいません。犬は長時間放置されることが苦手な生き物なので、そういうときはペットシッターを依頼したり、犬の訓練所(幼稚園)に預けたりするという方法があります。しかし、もちろんタダではありません。1日2,000円〜5,000円かかることも。飼い主が倒れたとき、必要なのは入院費用だけではないのです。

 

いつか必要になるお金や手間

どんな生き物も年をとります。愛犬がシニア期に突入したら、若い頃よりもお金や手間がかかることが多いです。

 

・気をつかった食事


ドッグフードの見直しや、関節が心配になる犬種であれば獣医師に相談してサプリメント等を与えることもあります。食欲がなくなれば、どうにか食べてもらうために犬用缶詰や茹でたお肉などをトッピングする必要もあります。

 

・病気


これはどんな生き物を飼っていてもそうですが、どれだけ気をつけていても体質や遺伝などで病気になることもあります。重症化して手術が必要になれば、何十万円というお金がかかることも少なくありません。病気によっては毎週のように通院する必要もでてきます。

 

・介護


獣医学が進歩して犬が長寿化した分、認知症や寝たきり状態といった状況になることもあります。場合によってはいろいろな保護具や犬用オムツ、療法食などを必要とすることもあります。仕事を休む必要もあるかもしれません。

最期まで愛犬に安らかに過ごしてもらうためには、手間もお金も必要になってきます。健康な若い犬でも、1年あたり10万円〜20万円程度はお金がかかると思っておいた方がよいです(大型犬ならよりお金がかかります)。そのことをしっかり頭において、貯金しておきましょう。

 

犬を家に迎える方法

いろんな覚悟のうえで犬を飼う決心をしたならば、犬を家に迎える方法はいろいろあります。

  1. ペットショップで購入する
  2. ブリーダーから譲ってもらう
  3. 保護犬の里親になる

 
それぞれにメリット・デメリットありますが、個人的にはぜひ③を選ぶ人が増えてくれると嬉しいです。保護犬の里親になるには、里親を探す活動をしているNPO法人から譲ってもらう方法があります。保護犬は、比較的人に馴れやすい子犬もいれば、なかにはおやつすら人間の手から食べられない成犬もいます。NPO法人では、そんな保護犬を一時的に預かり、人に馴れる訓練をしながら飼い主を探す活動をおこなっています。

それでも抱っこや散歩すらできない子もいます。一緒に暮らすためにはそれら全てを受け入れ、彼らのことを理解しなければなりません。もちろん、時間をかけて関係を築いていけば心を開いてくれますし、ペットショップの子たちと変わらない生活を送れることもできます。

 

ペットショップの犬は高いけど、保護犬ならコストがかからないは間違い

保護犬譲渡会を主催するNPO法人によって異なりますが、保護犬を引き取る際、それまでのワクチン代や輸送代に加え、事務手数料として数千円支払う場合もあります。犬によっては人間社会に慣れるところから始める子もいます。そういった子と暮らすには、根気も手間も必要です。どれくらい大きくなるかもわかりません。それらを念頭においておきましょう。

ちなみに、生まれて2ヶ月くらいまでに保護された子は、ペットショップの子たちと変わらず懐っこいことがあります。初めて犬を飼う場合は、比較的かんたんに人に慣れやすい子犬を引き取る方法もあります。我が家の保護犬も2ヶ月齢でうちに来たので慣れるのが早く、1週間でひっくり返って寝るほどでした。

今では旅行先のフォトスポットで笑顔になれるくらいの家庭犬っぷりで、元山生まれの保護犬とは思えないほどです。

まとめ

いろんな手間もお金もかかりますが、犬との暮らしというのは一度経験してしまうと「あれ、この子がいなかった頃の生活ってどんなだったっけ……?」となるほどの、何ものにも替えられない宝物になります。「ただ歩く」というアクティビティをも心の底から楽しんでくれる、純粋で愛らしい最高のパートナーは、生活を豊かにしてくれること間違いなしです。

ただし、責任をもって最後の最期まで面倒をみるためには、体力もお金も必要です。犬と飼い主、お互いの幸せのために、飼う前にそのことをじっくりと考え、覚悟と用意をしておきましょう。


プロフィール

犬飼つな
サルワカ「力尽きたときのための簡単レシピ」の中の人。webライター。レシピやグルメレポ記事、旅行・ペット関連記事などなど書きます。ムキムキの保護犬、忍者のような拾い猫・夫といっしょに名古屋で暮らしています。

 
ブログ:INUTUNA
Twitter:犬飼つな@力尽きレシピ