1年で30万円も節約できる!原付生活の実情をまるごと紹介します

「がんばっているのに給料がなかなか上がらない」という悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。

給料を上げるのは難しいですが、生活習慣を少し変えるだけでお金を浮かせることができます。わたしは国家公務員から民間企業に転職した際、給料が大幅に下がったので本気で節約について考えました。

節約の一番のコツは、固定費を削ることです。
実はスマホ代、保険料、家賃など削れる固定費はたくさんありますが、まず始めに車を売却して原動機付き自電車(原付)に替えました。その結果、1年で30万円節約できています。

「車は金食い虫だ」と思うほど維持費が高い一方、原付は手軽に持つことができるのです。車の維持費を下げることは、固定費を削る中で最も手がつけやすい節約です。この記事では、妻と子2人の4人家族であるわたし、めんおうの原付生活の実情について紹介します。みなさんが家計をやりくりする上での参考になればと思います。

原付生活で実際に節約できる金額は?

わたしは原付生活に切り替えることで、1年で30万円ほどの節約に成功しました。車と原付の費用の内訳は以下のようになっています。

<車にかかる費用>
2年で……
・税金 6.9万円
・保険 10万円
・車検 10万円
・駐車場 24万円(月1万円)
・修理費 5万円(年2.5万円)
・ガソリン 9.6万円(月0.4万円)
・高速道路 12万円年(2万円×3回帰省)

2年で77.5万円なので、1年間だと38万円ほどの費用がかかります。

<原付にかかる費用>
・購入価格 5万円(中古)
・税金 軽自動車税2000円、重量税なし
・保険 3万円(任意、もっと安い保険もある)
・燃料代 1万2000円(月2回満タン分を1年)
・車検 なし

購入費を除くと、1年間で4万4000円しかかかりません。
原付はリッター50キロメートルと燃費が良く、燃料代は満タン4リットルで500円ほど。そして、駐車場代や車検の費用がかからないのが大きいですね。

車を売却してからの家族での移動には、主にバスや電車を使っています。公共交通機関を使えないときのみタクシーを利用していますが、それを差し引いても1年30万円ほどの節約になるのです。

愛車はヤマハのAprio

わたしが現在使っている原付は、ヤマハのAprioという車種です。
燃費は62km/l、排気量は49ccとなっています。

原付の燃費を数字で見ると、あまりの低さに驚く方が多いのではないでしょうか。
よくハイブリッド自動車の燃費がいくつで、地球にやさしい、家計にやさしいと言われますが、原付+公共交通機関の方がよっぽど環境にやさしいのです。

Aprioの燃費が飛びぬけていいかと言えば、そうではありません。原付の多くは燃費が70km/l前後、もっと燃費が良い100km/lほどの車種もあります。

原付のメリットとデメリット

1年で30万円もの節約ができる原付生活ですが、節約以外にもメリット、デメリットがあります。

コンパクトだから利便性が高い

  1. 「ちょっとそこまで」に最適
  2. 「自転車でも、歩いても行けるけど、少しめんどくさい距離」はありませんか。
    そうです、「ちょっとそこまで」という距離です。
    わたしの住む地域は近くに駅、郵便局、コンビニなどがあるのでとても便利です。ただ、駅までは自転車で10分、郵便局とコンビニには歩いて10分ほどかかります。これが「少しめんどくさい距離」ですね。

    たった10分ですが、原付なら5分足らずで行けます。たった5分短縮できるだけで気持ちとしては大違い。しかも、車ほど停めるのにスペースを考えなくてもいいですね。だから「ちょっとそこまで」に最適なのです。

  3. 小回りが利く
  4. 原付を使った経験のない方でも想像はできるでしょうが、使ってみると想像以上の小回りの良さを感じます。駐車場を選ばなくていいというのはすでに紹介の通りですが、一番は「エンジンを切って押してしまえば徒歩扱い」という点です。

    徒歩でしか通行できない小道などがあった場合、原付なら車道での走行をやめてエンジンを切って押していけるのです。こうすれば車が通れないところを移動することができます。

  5. 思った以上に荷物を運べる
  6. 車を利用される方で「原付なんて荷物運べないじゃん」と言う人がいますが、思った以上に運べます。荷物を置ける場所は、いすの下の収納スペースや荷台など意外にたくさんあります。特にいすの下は容量が大きいですね。
    ※足もとのステップに荷物を置くのは道路交通法の「安全運転義務違反」、「乗車積載方法違反」になる可能性があるのでやめましょう。

    4人家族の食材を1週間まとめ買いした荷物を運ぶことは難しいですが、数日分の食材などであればいすの下や荷台、リュックなどを使えば問題なく運べるでしょう。

長距離に弱く、天候の影響を受けやすい

  1. 長距離になると遅さが目立つ
  2. 原付は制限速度があり、最高で時速30kmまでしか速度を出すことができません。そのため、10km程度の距離であれば数十分で移動できますが、それ以上になると車よりも移動時間が圧倒的に長く感じます。

    原付生活にした当初、職場までの移動時間と経路をGoogle Mapで調べたとき、移動手段が「自動車」になっていることに気づかず、表示された時間をもとに出勤して遅刻したことは今でも忘れません。

    原付は移動距離が長くなると遅さが目立ちます。気をつけましょう。

  3. 家族など、複数人での移動ができない
  4. 当たり前のことですが、複数人が乗車することはできません。(51cc以上なら可)
    家族持ちで車移動をされる方には大きなデメリットかもしれませんね。ただ、公共交通機関を利用しやすい地域や独身の方であれば、このデメリットはかなり軽減できるでしょう。

  5. 雨天時の運転には雨衣が必要になる
  6. これも当然ですが、雨天時の運転には雨衣が必要になります。雨衣を着ないと冷えますし、雨粒が大きかった場合などは走行中に痛みを感じることもあります。できれば雨衣やリュックのカバーは、椅子の下に常備しておくのがいいでしょう。

最後に

原付生活は、固定費の節約という観点からはとてもすぐれた方法です。車を売却して原付生活をすれば1年で30万円ほどの節約になるほか、それ以外にも多くのメリットがあるのはここまで紹介した通りです。

ただし最後に強調したいのは、車よりも交通事故時に身体に大きなダメージが及ぶ可能性があるということです。
1年で30万円節約できるのは魅力的ですが、交通事故起こしてしまえば医療費などの出費ですぐ消えてしまう額です。さらに身体に事故の影響が残った場合などは悔やんでも悔やみきれないでしょう。

節約は大胆に、運転は慎重に。
ぜひ原付生活を検討してみてくださいね。


プロフィール

めんおう
地方育ちで読書と旅行とロードバイクが好きなライターです。得意分野は働き方、転職、英語、節約など。ブログ、Twitterでは、会社を辞め「書くことを」で生きていく生き方を全力で発信しています。人生、明るく、楽しく、軽やかじゃなきゃ。

 
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