節約につながるお小遣いの決め方。管理能力が身につく「予算制」がおすすめ

節約になっていると思い込んでいるお小遣い制。本当に節約につながっていますか?

お小遣い金額をなんとなく設定している家庭は、実は知らない間に無駄遣いをしているかもしれません。

わたし自身、転職を機にお小遣いを見直したところ、年間6万円以上の支出を抑えることができました。

この見直しで役立ったのが「予算制」でした。あらかじめ何にいくら必要かをはっきりさせると、過去の余計な支出に気づくことができ、節約につながるのです。

何となく3万円を使い切っていた時代

数年前まで省庁勤務だったわたしのお小遣いは月3万円でした。新生銀行グループの「2019年サラリーマンのお小遣い調査」によると、日本男性会社員のお小遣い平均金額は月3万6747円なので、それに比べると少ないですね。

しかし、わたしは「3万円もらっても余るよなぁ」と思っていました。「お小遣いが余るの?」と思う方は多いと思うので、当時の使い道を振り返ってみました。

・昼食 6000円(食堂)
・趣味 1万円(ランニング、読書)
・酒  5000円(月1回の飲み会、二次会は行かない)

合計で月2万1000円です。
先の調査によると、男性会社員の昼食代は1日555円なので出勤日20日で計算すると月1万1000円、飲み代は月1万3175円でした。平均と比べると、わたしはお金を使わないタイプのようです。

タバコも吸いません。ほかにお金を使うとしたら、後輩に缶コーヒーを買ってあげるとかその程度でした。

改めて計算してみると、お小遣いのうち月9000円は余っていたはずですが、月の終わりにはきっちり使い切っていました。つまり、必要ではない何かに何となく使っていたのです。

お小遣いも立派な固定費だと気づく

わたしの転職で給料が4割減ることになったのを機に家計を見直しました。

車を売却し、保険を解約し、スマートフォンを格安SIMに変えるなど、固定費を節約していきました。その中で、お小遣いも年間36万円かかる固定費だと気づいたのです。

そこでお小遣いが本当に3万円も必要なのかと考え、取り入れたのが「予算制」でした。

予算制では、昼食代など「どうしても必要なお金」を計算し、余分な支出を極力減らした金額をお小遣いの予算とします。

わたしのお小遣いは月3万円でしたが、転職によって食事が無料の飲食関連の会社員となったので、以下のように予算を立てました。すると、雑費などを含んでも「月あたり5000円は減らしても大丈夫だね」となりました。年間で計算すると、わたしのお小遣いの予算は30万円になりました。それまでより6万円を節約できることがわかりました。

<お小遣いを見直して立てた主な予算>
・昼食代 なし
・趣味  1万円
・酒   5000円(旧友との飲み会のみ)

1年分をまとめて受け取ると使い道を真剣に考える

予算を立てた後、金銭管理能力を高めるために有効なのが1年分のお小遣いをまとめて受け取ることです。

わたしは「1年間の予算はこれだけね!」と渡されると、使い道を真剣に考えました。

毎日、朝の出勤時と昼休みに習慣的に缶コーヒーを買っていました。1本120円で毎日2本買うと月4000円程度ですが、年間だと5万円ほどでした。バカにできないですよね。

「どうしても必要」ではないので、缶コーヒーを買う曜日を決め、買う量を減らすことにしました。

お金を何に使っているかを洗い出すこと、そこから本当に必要なものを見極め、お金の使い道を決めることが節約に一番効果的だと思います。

お金が足りなくなったとき、責任を感じやすくなります。お小遣いが足りなくなって、妻に相談すると「30万円も渡したじゃん」と言われたら、計画的に使わなかった自分のせいだと嫌でもわかります。

1年間のお小遣い予算を決めているのに、もし、お金が足りなくなったときは「家計からの借金」とすることをルールにします。わが家の場合、妻から「そのときは記事を書いて、補填してね」と言われていました。

最後に

予算を立てたお小遣い制の見直しの本質は、「お金の使い道をはっきりさせること」です。

そうすると、改めてお金の使い道を考えるものです。わが家ではわたしも妻も計画的にお金の使い道を考えるようになり、いまではお小遣い制をなくました。必要なときに口座からお金を出していますが、支出をうまくコントロールできています。

お小遣い金額の決め方は家庭によってさまざまだと思いますが、何となく「月3万円」などと決めているようなら、これをきっかけにお小遣いを見直してみてはいかがでしょうか。


プロフィール

めんおう
地方育ちで読書と旅行とロードバイクが好きなライターです。得意分野は働き方、転職、英語、節約など。ブログ、Twitterでは、会社を辞め「書くことを」で生きていく生き方を全力で発信しています。人生、明るく、楽しく、軽やかじゃなきゃ。

 
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