DIYで節約するために欠かせない「引き算」の姿勢

29平米しかない築50年以上で管理の悪い賃貸マンションに住むアラフォー主婦ていないです。

このマンションは、だんない(主人)が2年限定で転勤することになり、転勤先の地域で唯一見つけた予算内のペット可マンションでした。即決で契約したものの、引越し当日荷物を運び込んだ後、あまりにも家が汚く号泣しました。

期間限定だと諦めて、手を加えずに暮らそうかとも思ったのですが、2年ってけっこう長い。暮らすからには心地よい空間をつくりたいなと思い、DIYで手を加えていくことにしたんです。

ただ、あくまで仮住まいなので、極力お金をかけないことがポイント。ちょっとした工夫やアイデアで部屋をおしゃれに変身させています。

DIYで節約するコツ

DIYは英語の「DO IT YOUR SELF(自分でやる)」の頭文字で、自分で何かを作ったり、修理したりすることを指します。

お金をかけようと思ったら、底なしにお金をつぎ込むことが可能なDIY。しっかりとした家具を作るために工具をそろえたり、既製品並のクオリティを目指したりすると、材料費や手間暇がかかりすぎて市販品より高くつきます。

しかし、ある考え方を持てば、必要なものを安くDIYで手に入れることができます。

その考え方とは「引き算」。こだわるところはこだわって、手を抜けるところは抜くことが大切です。

お金と時間の節約を意識したDIY

例えば、壁と壁のスキマにぴったり収まる洋服を収納する棚をDIYで製作するとします。

材木にこだわり、強度にこだわり、角に丸みを出し、やすりを丁寧にかける。さらにペンキは二度塗りし、仕上げにニスを塗る。この工程だと莫大なお金と莫大な時間がかかってしまいます。

もし、この棚に1000冊の本を並べたいなら強度が必要ですが、並べたいのはTシャツなので、強度はあまり必要ありません。強度重視ではなく、適切な厚みを選ぶことで節約につながるし、ペンキとニスを塗らない選択をすれば、ペンキ代とニス代が節約できるし、ペンキが乾くのを待って、ニスを塗る作業時間を省略できますよね。

DIYをする上で一番危険なのは、手間がかかりすぎて途中で疲れて作業を止めてしますことです。完成途中で放置されたDIYはただのゴミ。多少の粗があっても、とにかく完成させることが大切です。

こだわる部分はとことんこだわり、抜けるところは抜く

この棚の場合、こだわるポイントは「壁のスキマにぴったり収まること」でしょう。これは、1mm単位でこだわってほしいところです。

自分の住まいにぴったりとフィットする家具を作ることができるのは、DIYの醍醐味ですね。それ以外の材料費や塗装の手間を省くことが節約DIYです。

家具職人になりたいのなら別ですが、自宅で使うならインテリアのテイストに合えば、手を抜ける部分はどんどん省略しましょう。そうすると、お金も時間も節約できます。

DIYにかかる手間と節約できる金額は?

引き算しまくった我が家の節約DIYコレクションを紹介します。

玄関ドアをカッティングシートでリメイク

管理の悪さに定評のある我が家、実は入居時から玄関ドアのポストが壊れていました。高層階のため、郵便物が投函されることがないので放置していましたが、ある日このマンションのリフォーム工事の案内が入っていて取り出そうとしたら手を切りました。

またケガをすると怖いので撤去することに。すると、玄関ポストのあとがとても汚い。洗剤をつけた布でふいてみるなど試行錯誤したのですが、ポストの跡は消えず、ドアのペンキが剥がれ落ちるだけでした。

ポストの跡が残ったドア

拭けば拭くほどペンキが剥がれ落ちるドア

これは節約DIYで解決するしかない!と思い、100円ショップ「ダイソー」でカッティングシート(リメイクシート)を購入し、修理しました。

〈必要な材料〉カッティングシート(リメイクシート)4枚(ダイソー)
〈必要な道具〉カッターナイフ、濡れタオル、ドライヤー、針
〈所要時間〉約30分
〈費用〉432円

玄関ドアのリメイク方法

  1. ドアをできるかぎり綺麗に濡れタオルで拭き乾かしておく
  2. ハサミでリメイクシートをだいたいのサイズに切る
  3. えいやっと貼り付けて、濡れタオルでおさえ空気を抜きながら貼っていく
  4. 立体的な部分はドライヤーで温めながらやるとリメイクシートが柔らかくなってフィットする(気がする)
  5. 空気が入ったら最後に針で刺して抜く
  6. 完成
コツ
      空気が入りまくっても遠目にみたらわからないので最後までやりきる
      シワができても遠目にみたらわからないので最後までやりきる
      リメイクシートの柄はぴったり合わないので割り切る

<節約できた金額>
ネットで検索したところ、金属ドアの再塗装を職人さんに頼んだら3万円~10万程度が相場ということでした。自分で修理すればカッティングシートの材料費だけなので、ペンキ屋さんにお願いするよりもうんと安いですね。

ガラス瓶と電球でペンダントランプ

わが家がこの賃貸マンションを選んでしまった原因。それはメインの照明機器がなかったことでした。だんないは夕方に内見し、壁に取り付けられている小さな明かりしかない薄暗い状態で室内を見学したので、家が汚いことに気づかなかったとのこと。

引っ越したあと、2年しか住まない家にシーリングライトは贅沢すぎるということで、北欧発祥の家具チェーン店「IKEA(イケア)」と100円ショップ「セリア」で材料を調達してペンダントランプを作りました。

〈必要な材料〉電球ソケット(IKEA)、ガラス瓶(セリア)
〈必要な道具〉コンパスカッター
〈所要時間〉約10分
〈費用〉1108円(コンパスカッター代は含まないので、持っていない方は購入をおすすめします)

ペンダントランプの作り方

  1. セリアで買ったガラス瓶の蓋をコンパスカッターでくりぬく
  2. IKEAで買った電球ソケットをはめる
  3. 完成
コツ
      普通のカッターとハサミでもできそうだけど、コンパスカッター(ホームセンターで400円くらい)があるときれいに仕上がる
      フクロウオブジェを飾ったらかわいい

<節約できた金額>
デザイン性が高いペンダントランプは、5000円以上することもあるので、1000円代で作れると考えるといい節約になります。

スツールを壁紙でリメイク

スツールのリメイクは、必要に迫られたわけではなく、かわいい壁紙の端材を捨てるのはもったいなかったので活用することにしました。家にあった椅子の座面に貼ってみました。

我が家のリメイクで使った椅子はIKEAのフロスタという製品なのですが、調べたところ廃盤になっているようです。ですが、ほかのスツールでも問題ありません。丸椅子なら似たデザインのものがたくさん売っていると思うのでよかったら作ってみてください。


〈必要な材料〉スツール(IKEA)、かわいい紙
〈必要な道具〉えんぴつ、ハサミ、木工用ボンド、筆、紙コップ
〈所要時間〉作業時間30分、乾燥に1晩
〈費用〉999円

スツールのリメイク方法

  1. 壁紙を裏向きにして、その上に椅子の座面を乗せてえんぴつで型をとる
  2. 型より5mmくらい内側をハサミで切る
  3. 紙コップに木工用ボンドを入れて水で薄める
  4. 薄めた木工用ボンドで座面に貼り付ける
  5. 壁紙の上からも木工用ボンドを塗りつける(ニス代わり)
  6. 完成
  7. コツ
        壁紙ではなく、ラッピングペーパーや切り抜いたポスターでも作れる
        紙にシワが入らないように注意して貼り付ける
        木工用ボンドは乾いたら透明になるので座面に適当に塗りまくってOK

    <節約できた金額>
    私はスツールの座面にウィリアム・モリスの壁紙のあまりを貼り付けました。モリスの布張りスツールは楽天で4万8000円なので、リメイクでかなり安くすみました。

    完璧ではなく時間とお金の節約を目指す

    DIYのメリットはさまざまです。
    ・世界にひとつだけのオリジナルなアイテムや家具が作れる
    ・安く仕上げるのも、お金をかけるのも自分次第
    ・アイデアを考えるのが楽しい
    ・作る過程が楽しい
    ・自分が作ったことで愛着が持てる

    DIYはとにかく自分のさじ加減次第なので、節約をしたい人にはぴったりです。完璧さえ求めなければちょっとした時間で、市販品を買うよりはるかに安く、自分が欲しかったモノを作ることができます。我が家は節約と時短をかねて、安い既製品を使ってリメイクDIYを基本としています。

    既製品をアレンジには、多少失敗してもそれなりのクオリティに仕上がるという安心感もあります。最初から大物家具を作るのはハードルが高いし、工具なども必要になるので、DIYで節約を目指すなら、まずはリメイクから始めてみてはいかがでしょうか。


    プロフィール


    ていない
    ゆるミニマリストで、整理収納アドバイザーで音楽オタクのアラフォー主婦。「お金をかけなくても、ちょっとした工夫や心がけで、毎日ごきげんに暮らせる」をモットーに、ライフスタイル、インテリア、音楽、グルメなど幅広いジャンルの記事をブログで紹介しています。
     
     
    ブログ:「ゆるミニマリストのライフスタイル雑記ブログていない」
    Twitter:ていない@ごきげんミニマリストブロガー